2018年11月21日水曜日

スーパークロス野辺山レースレポート(上野悠佑太)


日時:2018/11/18(日)晴れ
会場:滝沢牧場
結果:CJクラス 8
周回数:2,9km×5周回

 今回は二日間開催されるスーパークロス野辺山の二日目だけに参加しました。1400mという標高の高い所で毎回きついレースを強いられますが、最近おこなっているウィンゲートでの低酸素トレーニングがどこまで通用するか楽しみなレースでもありました。
しかしそんなこと言っている場合ではない普段経験できない大会になりました。
 コースはいつもとほぼ変わらず色々なセクションを楽しめる好きなコースでした。しかし奥の溝をジャンプするセクションで、試走でいつも通り飛んだらディレーラーが破壊。人生初で何が起きたのか全く分かりませんでした。時間もないので切り替えてスペアで試走へ。しかしまたも同じジャンプセクションで今度はパンク。焦って空気圧も見ずに走ってしまい(ヘタなのも含めて)完全に自分のミス。呆れて帰ってきて一回落ち着こうと思いました。
まずディレーラーの替えが無い事が分かりスペアでレースに出る事が決まりました。そしてチームメイトからスペアとして一台貸してもらい何とかレースに出る体制が整いました。そしてマシュンさんにもパンクタイヤを修理していただいたりと色々な支えがあってスタートラインに立てました。

 [Photo by. Kazuma inoue]

 しかしレースでも思うようにはいきませんでした。スペアバイクが抱えていたギア変速のトラブルが発生し1番使いたいアウターの35枚目が思うように入らずどんどん後退。切り替えてチームメイトから貸してもらったスペアで走り出しますがやはりポジションは自分のバイクの方が良いと思い次のフィードでまた交換。しかし自分の伝言しなかったせいで何が問題か把握されていなくトラブルを抱えたまま乗り出してしまい次のフィードでまた交換。その時にはちゃんと伝えましたが、その後は近くに同じジュニアの選手が居て交換がロスになると考えそこからはそのまま走りました。しかし貸してもらったバイクもサドルが下がってしまい思うようにはいきませんでしたがしっかりとゴールする事が出来ました。

 [Photo by. Kazuma inoue]

 こんなにも忙しいレースをしたのは初めてでした。元を辿れば最初のディレーラーが全てを生んだ原因です。ただそのおかげで沢山の人から支えられてレースが成り立っている事を身をもって感じる事が出来ました。今回はいつも以上に誰かのために走っている気がして、先頭は遠く離れてるのに全くへこたれる事はありませんでした。この1日は自転車だけでなく生きていく上で重要な1日になったと思います。自転車から何かに応用でき、そこで学んだものをまた自転車でも応用できるような人になりたいと思いました。
今回も応援・サポートありがとうございました。

 [Photo by. Kazuma inoue]


TEAM GRM 上野悠佑太




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