2019年3月28日木曜日

USCUP(Bonelli park)レースレポート(上野 悠佑太)


日時:2019/3/1617(土、日)晴れ
結果:XCOSTXCともに80%カット
会場:Bonelli park 
周回数:XCO4km×5周、STXC20分+2

XCO(土曜日)

 海外初レースとなったUSCUP。遠征前はテスト勉強が忙しくしっかりとした練習は出来ていませんでした。そして海外で走る事への不安や緊張も多少あり、右も左もわからないままアウェイの空気に潰されかけていました。
自分はこの遠征で海外との差を知りつつ、英語という非日常の社会で友達を作り交流することを目標にしていました。そのためには積極性が大事だし、楽しく過ごしたいと思っていました。しかし、その思いとは裏腹にやっぱり消極的になってしまう部分がありました。それがレースにも出てしまったかもしれません。
コースは起伏が激しく所々石や岩がパンクを誘うような荒れた感じでしたが、難易度的にはそれほどでも無い感じでした。


そしてローラー台も無いので通りの道でアップをしてスタートを待っているのまさかの3列目に並ぶことが出来ました(全体は10列くらい)。何順かは定かではないが各国のチャンピオンジャージを着ている人達の真後ろにスタンバイ。スタート時の心拍は130を超えていました。
そしてスタート。ハンドルの接触は当たり前だと思っていたのでスタートで3人くらいに接触したが、動じずにキープしながらスタートが出来ました。しかし体が全くレースに対応していなく、それなのにオーバーペースで必死に付いていくので、良い試みではあるがペースはどん底へと落ちていきました。最終的には5周のうち2周を走り80%カット。30分ほどでレースを終えました。
海外とか関係なしにレース慣れしていなかったことが最悪の結果に結びつきました。



STXC(日曜日)
前日の反省を踏まえ、自分の得意な短いレースで少しでも前に行けるように意気込んでいました。ショートトラックはクロカンのスタートループを使い20分+2周で行われるレース。スタートループと言っても一人ずつしか通れない下りがあったりするのでスタートが物凄く重要になるレース。それにもかかわらず、スタート列が最後尾になってしまいました。ショートトラックでは上位の人だけが呼ばれそれ以降は早い者勝ちというルールがあり、それを知らなかったのでゆっくり招集へ行き呼ばれるのを待っていました。それにこのレースでは招集時間やレース時間が予告なしに早まることもありそのような流れを理解していかないとと思いました。
そして最後尾からスタート。意外と上手くすり抜けられて半分くらいの所までジャンプアップすることが出来ました。しかし、一気に道が狭くなる区間で自らがコースの端っこ側から集団をパスしようとした時、誰も走っていない所なので石がゴロゴロしていて単独落車。最後尾に戻ってしまいそこからは必死に前を追うが差は離れていくばかりで約7分でカットされてしまい終了。ショートトラックでは1周目で最後尾だとどんなにもがいてもトップ集団には追いつけず、その状況下で一番やってはいけない落車をしてしまいました。終わった後は悔しいという気持ちしか出てきませんでした。負けた悔しさではなく、それ以前に土俵に立てない悔しさ。4レースある中の2レースは悔いしか残らないレースになってしまいました。


この2日間でレースの質は良くないものの、海外の雰囲気や流れを掴むことは出来ました。そして1週間後のレースも同じくUCIポイントのつくUSCUPであり、メンバーがほとんど変わらない状況でどれほど差を縮められるかが問われると思うのでレースに向けて体力と気持ちを上げていこうと思いました。



TEAM GRM 上野悠佑太





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