2019年6月16日日曜日

CJ-2 XCE&XCC 前橋 レースレポート(後藤大地)

6月 8日9日
前橋市岩神緑地

結果
1日目 XCE  優勝
2日目 XCE 2位
            XCC 2位

今シーズンラストであろうCJ-2前橋に参加してきた。
4月から受験勉強にシフトし、あまり乗れないなかレースを向かえた。最低限レースの感覚は取り戻そうと思い、一週間前にFujimiDCに参加した。

レースは 土曜日にXCE 日曜日にXCEとXCC と2日間で3レース開催されるという稀なスケジュール。自分は今シーズン最後かもしれないので思いっきり走るために3レース全てにエントリーした。(ついでにポイント稼ぎも笑)

土曜日は朝一の試走に間に合うように会場入りした。
コースは、直線、大きな第1コーナー、直線2本目、BMXセクション、直線3本目、短いシングルトラック、勢いがないとキツい大きなコブ、からの橋本さん手作りのミニキャンバー、少し左に大きくふって180°コーナー、そしてラストの直線。という感じだった。
スピードと縦の動き、そしてコース幅が広いため抜きどころ満載という印象だった。
試走は自分の最速ラインを見つけそこをミスなく走れるように意識して走った。
試走後は2h耐久を応援しながら過ごした。

XCEは予選、1/4ヒート、1/2ヒート、ファイナル(スモールファイナル)と順調に勝ち進めば4回走れるトーナメント戦だった。

まずは予選。
速い人達と同じヤマにならないように、かつ脚が疲れないように走った。
予選結果は17位。思っていた以上に下の順位だったものの1/4ヒートで2人だけの組になり、1/2ヒート進出確定という確定枠をゲット。
脚を使わずに勝ち進めれるのは脚力の無い自分にとっては大きかった。
しかし同じヤマに、チームメイトでジュニア1位の悠佑太、XCE表彰台常連の誠示さん、の2人の名前が。どちらかに勝たないと決勝にいけない。とにかく2人に当たるまで脚を使わないようにと心がけレースに臨む。

最初の1/4ヒートは勝ち上がれるのが確定しているため流して通過。次のレースに備えた。

続く1/2ヒートは速くも悠佑太との顔合わせ。次に進めるのは上位2人なのでなるべく脚を使わずに2位を狙う。
スタートは上手くいきトップに立つ。そのままシングルトラック入口まで前を引く。そこで悠佑太に抜かされ2位に落ちるも焦らず走る。しかし焦らなさすぎて後ろからエリートの代田さんにくっつかれる。すぐに頭を逃げに切り替え、なんとか2位で勝ち進むことができた。逃げで脚を使ってしまい、自分の作戦ミスを反省。

次は1/2ヒート。ついに悠佑太と誠示さんとの対決。ここで脚を残す必要はなく、自分の得意なスタートダッシュから逃げ切る作戦で臨んだ。
スタートは上手くいき、再びトップで第1コーナーをまわる。
その後の直線で悠佑太に抜かされたと思った瞬間、悠佑太が失速。もう一度1位になりシングルトラック出口までトップをキープ。しかしその後の大きなコブの下りで脚をゆるめた時に誠示さんに抜かされ2位に。追いかけるも、後ろが来てないことを確認し、ファイナルのために脚をまわして2位でゴール。

やっと念願のファイナル進出を決めれた。

最後のファイナルヒート。
メンバーは全日本1位ののりちゃん、誠示さんにPAXの霜山さん。豪華なメンバーで走れる喜びと緊張を持ってスタート位置に並んだ。
このメンバーはもうとにかく逃がしたら終わりだと思い、スタートから前を張ってレースを展開してこうと考えた。
そしてスタート!
少しペダルキャッチをミスる。その間に誠示さんに先行されるも意地で前に出て、第1コーナーをトップでまわる。
しかしその後の直線でタイヤのよれる音をさせながらのりちゃんが外から入ってくる。それにビビりブレーキをかけてしまう。そこで1秒差がつき、追いかける展開に。なんとか追いかけるもコーナー1つ1つやシングルトラックのライン取りで離される。さらに1/2ヒートと同じところで誠示さんに抜かれ、3位に。そのまま追いつけずゴール。
 
結果は 総合3位 ジュニア1位 だった
レース内容は良くはなかったもののファイナルを走れた嬉しさが大きかった。
(レース後に聞いた話で、直線でのライン取りが甘いと言われた。自分の最速ラインを走るだけでなく、後ろが抜きにくいライン取りや走りを考えられるようにしようとおもった。)
そしてなんとCJシリーズ初の優勝!!
いろいろ嬉しい1日目のレースだった。
 
夜は温泉に入って9時過ぎには寝た。

2日目は6時に起き、朝ごはんを食べながら会場に向かった。

2日目は午前中にXCE 午後にXCCの2レース行われる。
朝から雨が降り路面が変わると思ったが試走の話を聞く限り昨日のままで大丈夫そうなので1日目と同じセッティングでレースに臨んだ。

XCE
2日目は1日目とメンバーが少し変わり、なんと全日本4位の松本さん、GIANTの斎藤さんの名前があった。1日目よりも面白いレースがありそうだなと思った。

まずは予選
1日目と同じように速い人達と同じにならないように、脚を使わないように走る。試走をしてないので路面状況の確認も込めて少し速めに走った。
予選結果は16位。昨日とほぼ変わらず予想よりも下の方。さらに1日目ファイナルで争った霜山さんと初っ端から同じ組に。そして組も3人組の組み合わせに。1日目ほど脚をため勝ち上がるのは厳しいと思った。

 
1/4ヒート
霜山さんに終始くっついていき2位でゴール。とりあえず勝ち進む。
しかし1日目ほど脚が動かずもどかしい感じがあった。かかりがないというかのろいというか。そんな感じがした。

続く1/2ヒート
1日目スモールファイナルに出場した長谷川さんと当たる。とにかく勝ち進むために1位で通過したかった。
スタートから前に出てレースを引っ張る。ずっと後ろから2人の圧を感じるものの際どいライン取りで前を走り続け、最後の直線で仕掛けて1位でゴール。2位には長谷川さんが入った。
あまり余裕のない形で1/2ヒートに進む。

ここでついにのりちゃんと悠佑太と当たる。同じヤマにこの2人がいた。
2日連続でファイナル行くために絶対勝ちたいこのヒート。
脚が動かないことを考え、スタートは2位でBMXセクションのところで前に出る作戦で臨んだ。
そしてスタート!
この土壇場でまさかのペダルキャッチミス。みるみる3人が遠ざかる。すぐにはめて追いかける。BMXセクションで追いつきかけるも前に出れず何も出来ずにゴール。ミス1つで消える可能性のあるXCEの厳しさを知った。

気持ちを切り替えスモールファイナルに臨む。
しかしスモールファイナルと言ってもメンバーは豪華。1日目スモールファイナル進出者の長谷川さん。そしてなんとGIANTの斎藤さん。全く気の抜けないメンバーだった。
今回も前でレースを展開していこうと思った。
そしてスタート!
ペダルキャッチが超上手く行きトップで第1コーナーをすぎ、BMXセクションに入る。ここでついてきてるのは斎藤さんだけ。いつ仕掛けられてもいいように気を張りながら走る。大きなコブをこえたあたりで少し離れたので仕掛ける。しかし最後のコーナーで再び追いつかれスプリントに。コーナー立ち上がりからすぐ仕掛けて逃げ切りゴール。

気持ちよく走れたレースだった。欲を言えばこの走りを先のレースでやりたかった。。。
とりあえず1日目ファイナル進出者として総合5位を取れたのは良かったが、その後の決勝が凄すぎて、自分の遅さを実感すると共に、自分もあんなすごいレースをしたいと思った。
最終結果は 総合5位 ジュニア2位 だった。

しばらく休み午後のXCCに備えた。
レース1時間前からローラーでアップを始め、招集に向かった。

XCCはいつものXCOとは違い40分間という短い?レース。スタートから集団になることが予想できた。なるべくトップ集団で走り、ジュニア優勝を目標に走った。

スタートは上手く行き全体の4,5位でレースを進めてく。3周目くらいで周回数が全18周と告知された。そのままトップ集団でレースを進めるも、コーナーの立ち上がりで少しづつ離され6周目くらいでトップ集団から離脱。
 

後ろにいたエリートの人とパックになってレースを走る。残り5周くらいで後ろからPAXの2人組が追いつき4人で走る。
さすがに3レース目だと脚がきつく集団について行くのがギリギリ。そのまま集団でラスト1周を迎える。第2ストレートで前に出て仕掛けるも上手く決まらない。そのままラストとスプリント勝負。コーナーの立ちあがりでリアを滑らせ遅れる。
もう疲れて追いかけられず。ゴール。
と思いきやゴールラインはもう1コーナー先に(笑)
2回ゴールパフォーマンス?をしてレースを終了した。


XCEにおいてレース中の頭使い方や走り方をもっと考える必要があると感じた。あと予選が遅いのをどうにかしたいと思った。全日本だと予選落ちしそうで怖い、、、(笑)

けど今回はレース内容よりも走ることを全力で楽しめたと思う。自分の好きなXCEもまだまだ伸び代があることに気づけたし、3レースで1位1つと2位2つを獲得できたこと、ファイナル進出でトップを走れたこと。など楽しいレースだった。
 
次出れるなら全日本のXCEに出たいと思う。今回の羨ましさや悔しさを晴らせるようにしたい。

使わせていただいた写真は Sumpuさん 井上さん に撮ってもらいました。
いつも、どれを使うか悩むぐらいたくさんのかっこいい写真をありがとうございます!

こっからは受験勉強です!レースなみに気を引き締めて臨みたいと思います!!
応援ありがとうございました!!!

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