2021年11月30日火曜日

JCX #6 能登 フカヤ DeLaTRAIL presents 弱虫ペダルカップ レースリポート 荒川大介




開催地:能登ゴルフ倶楽部(石川県)
 カテゴリー:CM1 
 コースコンディション:ウエット&ドライ
 気温:10° 
周回:6周 
使用機材:BIKEフレーム: メリダカーボン 
タイヤ:IRC 前シラク、後シラクエッジ 
主要パーツ:シマノGRX 

リザルト:CM1 3位 



今シーズンのシクロクロス2戦目。

今回ははるばる能登の地(石川県)まで遠征。
この遠征は6週連続遠征の3週目。

先週のMTB全日本(@愛媛県)の直後と言うことで本来は休みを入れたいところだが、これまた2週間後にはシクロクロスの全日本(@茨城県)が控えており、そこで少しでも前でスタートして有利にレースを進めたいので、このJCX戦で上位でゴールし全日本のスタートコール順を上げるというのが今回のミッション。
(と、この時は本気でそう思い込んでいた。)


朝一に会場入りし、試走や受付をスムーズに済ませて9:45のスタートに備える。

マスターズカテゴリー最上位のCM1クラスは、17名の出走。中には元全日本王者の三船選手まで。。

出走者数がそれほど多くなく今回は2列目スタート。

ペダルキャッチミスさえしなければそんなにスタート出遅れないだろうと思っていたが、スタート直後に泥ぬたぬたセクションがありその沼に前走者が前輪を取られまさかの急停車。

それでも号砲と共に思いっきり発進したスタートの勢いが衰えず、そのまま後輪が天高く持ち上がり逆さ倒立状態で私の前方がふさがれてしまった。

フルブレーキの末僅差でクラッシュは避けられたが、スタートで優位なポジションを確保するという目論見は早くも崩れ去り、ほぼ最後尾からレースがはじまった。




トップと取り返しのつかない差ができてしまう前に、なるべく早くトップと戦えるポジションに上がるため、とにかく1周目から無理を承知で脚を使って前方のライダーをオーバーテイク。

1周回ってスタートラインに帰ってくる頃には、4位までポジションを上げることに成功した。

前を見ると、トップは三船選手。5秒離れて2位と3位の集団。そこから15秒後に自分。
早く2位集団に追いつきたいが、ここからそこにたどり着くまでに1周半、ペダルを踏みに踏みまくって体力の大半を消費してしまう。

次第に2位のライダーと距離が空き始め、3位をめぐって一進一退の攻防が続いた。

運良く先方にミスがあったようで、気がつくと単独3位に浮上。しかし、残り周回はまだ3周あるにも関わらず、体力のインジケーターはエンプティマークが点灯し始める。

2位は一向に縮まらず、4位は一向に離せない。

会場がゴルフ場だけあってコースは芝で、前日の大雨を多分に含み走りはすこぶる重い。

ここで耐えないと久しぶりの表彰台がするりと手から落ちてしまうので、苦悶の表情で耐え難きを耐え忍び難きを忍んでゴールを目指した。

最後は若干ラップタイムが落ちたが、なんとか大崩れすることなく無事3位でゴール。

JCX戦初の表彰台を獲得することができた。





トップには届かなかったものの、久しぶりの表彰台はやはり格別だ。

今回のミッションであるJCXポイントも大量に獲得できたはずなので、さぞ全日本でのスタート順が有利だろうとほくそ笑んでいたが、なんと今年はルール改正があったようで今回は前年優勝者以外は全員ランダム、つまり抽選でスタート順が決まるという方式に。。。
(と言うことに家に帰って気がついた。)



オーマイガー!オーマイガー!オーマイガー!!



しっかり要項を読んでいない自分が一番悪いのは明白で、今回の獲得ポイントは(全日本に関しては)全くの無意味な産物と相なった。

い、いや、そんな事はない。

人生に無意味なことなんて一つもないと、昔誰かが言っていた(気がする)。

捨てる神あれば拾う神あり。
スタート順の抽選では、こんなに汗かいたんだからきっとおいしいポジションがもらえるはずだ。

少なくとも、今回はそう言うことにしていただきたいところです。


後半は完全に駄文でしたが、勘違いが高じてレースそのものに関しては大変楽しい有意義な時間でした。

関係者の皆様、レース運営サポート大変ありがとうございました。

あらかわだいすけ




0 件のコメント:

コメントを投稿

第29回 全日本選手権競技選手権大会 シクロクロス 山田 駿太郎 レースレポート

Photo by 三井至さん 大会名:第29回 全日本選手権競技選手権大会 シクロクロス 日付:2024年1月14日(日) カテゴリー:MU17 順位:優勝 / 14人出走 試走: ・2日前試走 2日前なので、コースの確認と難しいポイントの克服に時間を使った。最後に全力1周走だけ...