大会名:第29回 全日本選手権競技選手権大会 シクロクロス
日付:2024年1月14日(日)
カテゴリー:MU17
順位:優勝 / 14人出走
試走:
・2日前試走
2日前なので、コースの確認と難しいポイントの克服に時間を使った。最後に全力1周走だけ行った。コースは、基本的にいつもの宇都宮と変わらなかった。苦労したセクションとしては、キャンバー上りの右コーナーが難しく乗車が厳しい状況だった。
・前日試走
朝の試走しか出るつもりがなかったので、朝の試走でやろうと思っていたキャンバーの攻略を行った。5回挑戦して2回しか登れなかったので降車を選択した。
・エンデューロ
- 2号機でスタートした。ペースのことは何も考えなかったが、スタートから埼玉大学のウメザワさんとOLIVEのチヒロ先輩がぶっ飛ばしていたので、自分も行っちゃえばいいかと思った。
- ノリではあったが、元から計画していたレースペースでの3周を行い(ちなみにこの間トップだった)、チームメイトのリリネにパスした。
- しばらくリリネが走っていたが、また自分にパスされたので、今度は1号機で飛ばさずに2周走った。その後はリリネにパスしてリリネがゴールした。
・当日試走
- 朝の試走時間がとても短かったので、アップの時間を確保するために2周だけすることにした。朝コースウォークをしに行った感じでは、キャンバーが乗れそうになっていたので乗ってみたら乗車で行けてしまったので乗車で行くことにした。
- シケインのスムーズさも確認できて、問題なかった。
カロリー
- 朝ごはんを含めて、1500kcalくらい食べた。
アップ
- アップの間に試走に行く必要があったので、30分回した後、試走を挟んでいつものメニューを行った。
- レースでは最初から全力を出すことができたので足りていたと思う。
レース
スタート
- タイミングとギアは問題なかったので、うまく前に出ることができた。
- しかし第1コーナーをマツムラ選手の外側で入ってしまい、前に入られた。またその後の直線でナカセンドウ選手が内側から先頭に上がっていった。
- ホームストレートでマツムラ選手が前に出ていき、3番手になった。
レース展開
- ホームストレートでナカセンドウ選手に並びかけて砂セクションに入ったら、右のペダルが外れてよろけてしまった。そこで前2人とミカミ選手、ノムラ選手にも前に行かれてしまった。
- ノムラ選手の後ろになんとかへばりつき、2段坂で減速した瞬間に抜き返した。
- 前をジリジリ追っていったが、林間セクションではなかなか詰めることができず、直線でもなかなか差が詰まらなかった。1周目の最後になんとか追いつくことができ、集団の後方についた。
- その後は集団の後ろについて仕掛ける機会を窺っていたが、前がオーバーペースに見えていたので様子を見ていると、前のペースが落ちたのでそのタイミングで一気に仕掛けて先頭に立った。
- ホームストレート手前で後ろを振り返ったら、ナカセンドウ選手のみがついてきており、残りの選手の姿は見えなかった。
- ホームストレートに戻ってくるところで、放送で「全3周回」と聞こえて、周回板も「1」と表示されていたので、全4周回と思っていた自分はとても驚いた。前に出た時に頭の中で組んだ作戦では、ナカセンドウ選手と自分との様子を見ながら残り2周を逃げるつもりでいたが、作戦を変更して何も考えずに全力で逃げることに切り替えた。
- ナカセンドウ選手との差はおおよそ3、4秒あるかないかくらいだったので、1つのミスで覆される差だったから、気を抜かずに最後まで全力で踏んだ。
- ホームストレートのエリアに戻ってきた時には、とにかくコーナリングでこけないことを意識した。最終コーナーを回って後ろを振り返ると、ナカセンドウ選手との間にそこそこの差があったので勝利を確信してゴールした。
良かった点
- 先頭集団に追いついてから、冷静な頭でペースやレース展開を分析して、作戦を立てることができたこと。
改善点
- 砂のセクションに入る時のライン取りのミスで先頭集団から遅れをとったこと。
会場で応援してくださったたくさんの皆さん、ありがとうございました。ホームレースのようでありがたかったです。
ここまで一緒にトレーニングをしてくださったTEAM GRMのメンバー、臼杵レーシングのみなさん、530練の師匠方、泥鍛錬部のみなさんをはじめたくさんのCXerの方々、ロードのトレーニングに参加させていただいたHi-BikeやKPRBのみなさん、宇都宮までメカニックに来てくださった渡辺嵩章さん、直前にアドバイスをしてくださった辻浦圭一さん、マシンをみてくださっているOTRつくばのみなさん、つくば竹園整骨院の鈴木先生、そして、CK1の頃からずっと応援して練習してくださった茨城CX互助会の皆さん、本当にありがとうございました。
たくさんの方々のおかげで、今回は勝つことができたと思います。
ケンゴ先生、いつもケンゴ先生の背中があったからここまで走って来ることができたと思います。マシュン監督、選手としての心構えやレース中の考え方など、監督にたくさん教わってきたことに支えられて最後まで走りきれました。
本当にありがとうございました。来シーズンはもっともっと厳しい戦いになるので、これからもどうぞよろしくお願いします。