2020年10月10日土曜日

CJ-2 川越大会 レースレポート 後藤大地

日付:9月21日、22日

会場:川越オフロードビレッジ

結果:1日目 XCE 優勝

   2日目 XCE 優勝

        XCC   優勝


前回のレースから約半年ぶりで、最後のCJレースからは約1年ぶりのレースとなった今回の川越。去年のジュニアクラスでの年間ランキングの関係でエリートに上がれず、アドバンスクラスからのスタートになってしまった。今回レースの目標は3戦全勝でエリートに昇格すること!

夏休み中に受験シーズンでなまった身体を起こし、少しでも去年のように動けるよう練習をしてレースに臨んだ。


《1日目》XCEのみ

受付と試走が11時と遅めだったため朝はゆっくりでき、10時頃に会場入りして試走の準備を進めた。

1日目はXCEのみ。試走ではいつも通り、抜きどころとハイスピードでコーナーの入り方や立ち上がりを確認した。

XCEの予選は12時から行われ、自分はアドバンスだったため、最終走者から数えて2番目の出走だった。これまでの傾向上、自分は予選順位が遅いため速い人と当たることが多かった。なので今回は予選を9割以上で走ることを意識して走るようにした。しかし予選ではコーナーの立ち上がりやスピードの乗せ方に納得出来ないで終了。今回も予選順位は下の方だと思っていた。しかし予選結果はなんと2位。他の人が押さえていると感じ、決勝では体力配分を考える必要があると思った。

決勝は13時からのスタートだった。第1ヒートは体力を温存しながら1位で通過。次の第2ヒートではなんと、、誠示さん、詫間さん、こーせー、というメンバーでハイレベルの組み合わせとなった。スタートから誠示さんの後ろにつき、抜かれないよう2位を守りきり、無事ファイナルに進むことが出来た。

photo by Sumpさん

ファイナルのメンバーは、のりちゃん、誠示さん、りょうたん。言わなくても分かる超ハイレベルなメンバー。スタートから頭フル回転で全力ダッシュ。スタート出遅れてしまったが第1コーナー手前で1人抜き、3番手でレースを展開する。1周目は2番手の誠示さんの後ろを走り、抜きどころを見極める。2周目のタイトなコーナー後に狙いを定めるも、少し足を緩めたタイミングで後ろにいたりょうたんに責められてしまった。見てた人には分かりにくいが、2人で肩をぶつけながらコーナーに入ったところで、外側にいた自分が泥沼に落ちてしまい失速。そこから巻き返す脚がなく4番手でのゴールとなってしまった。


一日目の反省としてはスタート出遅れてしまったことと2分という短いレース内で一瞬気を抜いてしまったこと。りょうたんとの勝負でフィジカル負けしてしまったこと。

無事にアドバンスでは1勝を獲得出来たが悔しさの残るレースになってしまった。

2日目に気持ちを切り替えて、家に帰ってゆっくり休んだ



《2日目》XCE&XCC

受付が8時からだったため1日目よりも早く会場入りし、1日目の反省点を確認して軽く試走をした。2日目はのりちゃんとりょうたんがいないため、打倒誠示さんを掲げて臨んだ。

〈XCE〉

午前中のXCEは2日目に続き、上手く走れなかったが予選1位というサプライズでやる気とプレッシャーを一気に感じた。ゼッケン1を付けて走るXCEは周りからのプレッシャーもあり、気を引き締めて走ることが出来た。第1ヒートは無難に通過し、第2ヒートへ。第2ヒートは1日目に続き、岡本さん、誠示さんとの勝負でかなり脚を使ってしまった。第2ヒートは3人でギリギリの戦いをしながらなんとか2位で通過することができた。そして2日連続のファイナルへ。

2日目のファイナルは1日目の第2ヒートのメンバーでの勝負となった。1日目は2位で負けてしまったため、リベンジの気持ちをもって挑み、勝利だけを追いかけた。スタートはまた出遅れてしまったが、第1コーナーのインをつき前に出る。第2コーナー終わったあとのストレートで後ろから上がってくるのを感じたため、2日目の反省をふまえて早めに踏んで前をキープ。しかしその後のバックストレートで、2週目のためにみんな脚ためてると考えていたが、その考えが外れ、誠示さんがイン付きで攻めてきて抜かれてしまった。2週目は抜き所を探すも誠示さんの速さに太刀打ちできずそのまま2位で負けてしまった。

photo by Sumpさん

2日間とも自脚が持たず負けてしまった。受験シーズンがあったとはいえまだまだ実力不足。全日本のXCEに向けてのいい課題が見つかりました。


〈XCC〉

午後のXCCはアドバンスとジュニアの混走。総合1位を目標に走った。自分の考えるレース展開としては、残り5周くらいまでは集団で走り、そこからペースアップをしてゴールすることを想定していた。スタート1日はジュニアの後ろ。XCEの感覚で飛び出さないよう気をつけてスタートをした。第1コーナーに対してイン側からのスタートだったため、2番手で第1コーナーを通過。立ち上がりでジュニアの千洋の後ろにつこうと思ったら千洋にアクシデント発生でトップに躍り出る。思いもよらぬ展開だったが自分の思う展開に運べるチャンスだと思い、前でレースを進めていく。そのまま6人集団のトップで3周めに入ったころに残り周回数が15周の表示。このまま前を引くのがキツいため後ろにいたこーせーに前を引くよう促し、2人で先頭交代をしながらレースを引っ張った。残り10周くらいで自分が前を引いたので、集団にいる人の脚を確認するために半周ほど仕掛けてみる。この仕掛けで1人が集団から脱落し、自分を含めた3人は脚があり、残りの2人はキツそうなことを確認した。

photo by Sumpさん

どこでもう1回ペースアップをして人数を減らそうか考えながら数周回走っていると、1人がペースアップで仕掛けてきた。一瞬身構えたが、その先は細かいアップダウンがあるため抜け出すことはないと考え、2番手につく。案の定小さな登り返しで追いつき、そのまま抜き返して再び先頭を走る。このペースアップで他の人の脚も確認でき、このままでも人数が減っていくと確信しそのまま走ることに。そうかんがえた数周後に別の選手がペースアップ。再び同じ位置だったので焦ることなく2番手についての2周ほど走る。すると1人集団から脱落し、4人の集団に。そのタイミングでもう1人の選手が仕掛けてきた。XCCは2番手が強いためここでも2番手につき、ペースアップの流れにのる。ここで俺とこーせーと1位の人だけに絞られた。2周ほど2番手で走って再び先頭に戻る。ここからコーセーと2人で先頭交代しながらペースを上げていき2人だけになった。

photo by Sumpさん

そこからはラスト1周の勝負に向けて脚をためながら走った。そしてラスト1周へ。前を走り引き離そうとするも出来ず。細かいアップダウンのところで抜かれてしまいそのまま抜き返せずに総合2位でゴール。自分の思っていた以上に集団走行で脚を使っていた。

ただ、自分の考えていた通りのレース展開ができ、楽しくレースをすることができた。

2日目も無事アドバンスで2勝を獲得することが出来た。

全日本に向けてのするべき練習を確認できたレースでした。


久しぶりのレースは全力で走れ、楽しむことが出来た。無事にアドバンスでも3戦全勝でエリートに昇格することが出来た。


全日本では不甲斐ない走りをしないようがんばります!

応援ありがとうございました!!

0 件のコメント:

コメントを投稿

第29回 全日本選手権競技選手権大会 シクロクロス 山田 駿太郎 レースレポート

Photo by 三井至さん 大会名:第29回 全日本選手権競技選手権大会 シクロクロス 日付:2024年1月14日(日) カテゴリー:MU17 順位:優勝 / 14人出走 試走: ・2日前試走 2日前なので、コースの確認と難しいポイントの克服に時間を使った。最後に全力1周走だけ...