2022年5月6日金曜日

CJ-1 菖蒲谷クロスカントリー レースリポート 荒川大介






開催地:菖蒲谷森林公園(兵庫県たつの市)

 カテゴリー:XCO男子マスターズ

 コースコンディション:ウエット

 気温:20℃

周回:3.5km4周 +ループ1周

使用機材:BIKEフレーム: SPARK RC 900 WC 

タイヤ:Maxxis Rekon Race 2.35 

Fフォーク:RockShox SID RL3 100 mm 

主要パーツ:SRAM XX1 

目標:3位表彰台(40代)

結果:総合28位(40代:9位)


今シーズンMTB公式戦初戦のCJ。


このコースは初めて(と言ってもCJ戦そのものがまだ3戦目。。)で、でかいドロップオフがあること意外特に何の情報も持ち合わせていなく、行けばなんとなく走れるだろうぐらいの感覚(今思えばこれが全ての大間違いでした囧rz)だった。


家の都合で前日試走はなし。


レース当日の朝一番乗りで会場に入り、受付後早速試走に。


レース時間は雨予報だったため、雨が降りだす前になんとか試走を終えたいところ。

そして試走してみてびっくり。想像以上の激下りで、ギリギリドライだった試走時間でもラインをトレースするので精一杯、レースペースで走るとどうなってしまうのか想像できない激しいコースと判明。そこに雨要素が加わり、ことさら難易度が上がることは必須なので自分の中で全くの準備不足が露呈してしまった。


おまけに、試走で転けてペダルでふくらはぎを強打。著しく歩行が困難になるほど痛めてしまったが、不思議とペダリングは我慢すればできるのでDNSは避けることができた。

(でも歩けないぐらい痛し!)


スタートコールは20番目の5列目ぐらい。

チームメイトの鮎沢さんが荷物を持ってくれたので、直前まで身体を冷やすことなくスタートを迎えることができた。(ありがとうございました。m(._.)m)


スタートは珍しくノーミスでペダルキャッチもどんぴしゃり。



この春の合宿や先週のダートクリテでのトレーニング効果と思われる。

加えて、30〜40秒ほどの最初の砂利の直線登りも、隙間を見つけてはスルスルっと前に上がることができ、気がつけば先頭集団内の4番目でトレイルに突入することができた。

これも、毎週水曜日のチームオンラインローラートレーニングで毎週吐きそうなほど追い込んでいる効果に違いない。(そもそも砂利の登りは何故か得意)


いつになくいい位置で、おそらく5〜8番手ぐらいで1周目のループをこなし、いよいよ2周目に突入。


この位置では周りは実力者しかいないので、前に追いつけそうで追いつけないし、少し休むとあっという間に離される苦しい展開。

ただし、今日は身体がよく動くので調子は悪くない。じわじわ攻めながら長くなるレースをどう乗り切るかがポイントだろう。


と、頭では分かっていてもというあるあるなのか、ここで痛恨のミス、激しい下りで前輪を滑らせまあまあの大転倒をメイクしてしまう。

レースになると酸素が頭に回らず、たった2周の試走では覚えきれない下り具合や各コーナー、そして刻一刻と変わる路面状況を目視で判断しきれず、対応が後手に周り結果リアクションが遅れるという悪循環。


自分のケガは擦過傷程度で済んだが、放り出されたバイクの前タイヤのリムが落ちたようで、タイヤの中には大量の泥が。。そしてエアはほぼない。。。


走行は著しく不可ということで、後続の邪魔にならないよう避けながらランニングでとりあえずのコース脱出を図る。(この時点で試走で痛めたはずの脚は、アドレナリンの影響か転倒大回転でもうワケワカメの影響だからなのか、全く気にならず。。)


ランニングし出してからそれこそ最初の方はズバズバ抜かれたけど、程なくしてあまり抜かれなくなった。


つまり、後続も難コースに悪戦苦闘しておりペースが上がっていない模様。

後からは何とでも言えるが、結論から言えば無理して乗車にこだわらずやばいところは割り切って押し歩きという選択もあったと思われる。(が、あとの祭りである。)


そして80%ルール(トップのペース+80%を超えると、強制終了)が適用され、2周目に入るところで私のレースは終了した。


今回は激しいコースに雨要素が加わり、フルラップ完走はわずか11人というサバイバルレースだったが、そんな時こそ冷静に着実に走りきれる能力が試されるわけで、たかだか1.5周でレースを降ろされる自分の不甲斐なさを克服するには、またしっかり修行してチャレンジしていく以外に道はない。


難しいからこそおもしろいしチャレンジなので、めげずに進みます。

そしてこの経験を糧に、7月の全日本に向けてもう一度出直します。


応援、サポートありがとうございました。


(写真:伊東さん)

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